こんにちは。タカギです。
制作案件でケースによってはお断りする事があります。
生意気な書き方で恐縮ですが、仕事を選ぶようになりました。
「お前、なに生意気なことを言ってるの?こっちは客だよ?!断る権利なんてないんだよ!」
とお叱りを受けることも過去にはございました。もちろん私の言い方で至らない点などもあったかも知れません。では、なぜ仕事を選ぶようになったのか?そのあたり経験をもとに書いて行けたらと思います。
- この記事でわかること
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- 案件を安く受けない理由
- お客様を選ぶ理由などをざっくり書いてます
過去には超格安案件を受けていた
開業当初は、「売上」と「実績」を作る為に無理に制作案件を受けていました。これは実績づくりの為にどの業界も商慣習にように安い金額で受託したり中には無料で受諾したりと…
お客様側から見た時に安い金額で頼めるので「とてもハッピー」なことだと思います。
安い案件や無償案件を受けるようになるとどうなるのか?
しかし、制作安い案件を受注し続けると、結果はどうなるでしょうか?
お友達や紹介案件で安く請け負うなども一時期行っておりましたが、制作安い案件を引き受けるとサービスの低下を招きます。
制作案件を安価で提供することによって受注件数は伸びますが、それをずっと続けていくと制作案件以外の役務などで「全てが無料」と思われるようになります。
案件数は増えますが小売などのような「仕入れて売る」とは異なり制作案件は、お客様の環境なども考慮した上で制作をしなければなりませんので制作時間が伸びてしまいます。
納品後に修正依頼が来たときも「無料で修正して当たり前」というイメージも定着するので結果的に制作の品質を落としお客様の評判を落とすという事になりかねません。
これは私自信、反省しなければいけない点が多くありました。
過去に安すぎるとご指摘を受けたことがきっかけで見直し
20代から30代に差し掛かり、打ち合わせでお客様からこう言われました。
「タカギさん、制作安すぎるよ。ちゃんとやって欲しいから見積り金額もちゃんと見直してくれないかな?」
こちらのお客様は「さん」付けしてくれるとはいえ、私より10くらい年上。人生経験も当然ながら経営者としても先輩です。ただ仕事においてはイーブンという話は常日頃から言われてました。
当時の提示した制作費用が「適正」だと思い込んでいましたが、多分「経営の先輩」としての助言だったのかもしれません。今もこの助言はありがたかったです。
制作単価を上げるということは、制作その金額に合った役務を提供しなければならないと考えております。これを期に別の役務も提供できるよう考えるようになったのはこの頃だと思います。
アットインフォにおける役務ってなに?
制作においての「役務」とは何か?一つは、制作時間と考えています。
制作時間は、「労働」というのがイメージしやすいですが、制作すぐに対応するかどうか。手始めに考えたのが対応速度を対価に置き換えました。
その後は相談業務です。どのやり方が今後のサイト運営にベストなのか?なかなか相談できる人が少ないというのを見た私は相談業務をサービス料金に加えて提供を開始したのはその頃です。
例えば商品開発をお手伝いするなんてこもあります。
他にも色々役務はありますが、ココでは割愛します。
利益にならないお客様との契約を解消した結果どうなったのか?
前述の役務を元にお客様には事情を説明しご理解いただけるお客様にだけ引き続き契約して頂くことにしました。中には「薄情者」「無責任」とか色々ご指摘を頂いた事もあり、中には「生活できなくしてやろうか?」と脅迫めいた人もいましたw
それがきっかけで一時期は売上は下がりましたが、空いた時間で既存のお客様へのサービスに時間を割くことがでより良いサービスを提供できた事で、売上もV字回復。(しかも割く工数は大幅に減って。)
お客様や制作案件を選ぶ基準とは?
アナログ的ではありますが、制作前は必ずお会いするようにしてます。
ご予算はひとつの指標ではありますがお客様の熱意と人柄が大きなポイントにはなってきます。
中には予算が少ないお客様もいらっしゃいますが、双方で気持ちよく仕事ができるお客様でしたら多少予算がたりなくても後払いなどで双方が納得できる対応を心がけております。ちなみに…
「オレと付き合っておけば、紹介もしてやるぞ。悪くはしない。だからオレのときはタダにしろ!どや!」
こういうお話をよく頂く事がありましたが全てお断りしてますw
何故なのかは書かなくてもお察し頂ください。
まとめ
過去の内容をちょっと備忘録も兼ねた形ですが、今回書かせてもらいました。仕事とは言え「つらい仕事」をするよりかはお互いに「気持ちよく仕事」がしたいものですね。
本日のまとめです。
- 過去になんでも安すぎる案件を受けていた
- 安く受けていた事でサービスが低下
- 今はお付き合いできるお客様にしぼりサービス向上
あとがき
今回は制作案件について書かせてもらいましたが、これがきっかけで「タカギは安い案件を受けない」というイメージをもたれるのではないか公開を躊躇しました。
この記事だけですと本当に機会損失になりそうで…。
しかしお客様にはいつも「タカギはSOHOですが安くはないですw」とお話していたことを思い出し、公開に踏み切りました。タカギという人間性を少しでも知っていただけたら幸いです。
(あ、でも実際には高くないとは思いますよw)
ではまた。