開業にあたって準備したこと

開業届

こんにちは。タカギです。

開業となると色々とやることがあります。
やっておいて良かったと思ったものをまとめてみましたので参考にしていただければ。

この記事でわかること
  • 個人事業主として開業する時に行う方法。
  • 屋号で口座開設するオススメの銀行がわかる。
  • ネット銀行のデメリットもざっくり書いてます。

WEBデザイナーに俺はなる!

と、志しを持って開業したわけではありませんが、世間の事も対して全然知らない20代前半の若造がWEBデザインの仕事を個人で請け負う無謀な事をしていました。

当時は今のようにググって情報を引き出すという事が少なかった為、「足を運んでみないと分からない」事が沢山でした。リスクも考えずのスタートなのですからオツムも弱かったのでしょうw

私が開業した際にしたこと

私の場合は、自宅での開業でしたので下記の3点をおこないました。

  • 開業届を出す
  • 屋号の銀行口座を開設
  • 電話番号の取得

まずは何も考えず税務署へGO。律儀に開業届を出したのは今でも鮮明に覚えております。

開業届を出す

「役所は仕事をするのが遅い」残念ながら今も昔もイメージは変わりません。

しかし税務署の開業届に関して言えば話が別。法人登記の場合は今となっては短くなりましたが登記が完了するまで2週間ほど掛かるのに対しては開業届は必要事項を出すだけ

書く内容もそれほど難しくなく、分からなかったら職員の人が懇切丁寧に教えてくれます。
それは将来納税してくれる「未来のお客様」のようなものですからね。かなり丁寧です。

書き終わると、受領の印鑑を押されて「お疲れ様でした」と言われて終了。
これで晴れて開業となりますw

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屋号の銀行口座開設

これは個人事業主の話ですでの会社法人として独立する場合はまた別の話。
前述の通り、個人事業主として独立開業する場合は届けなくても今日からでも独立はできます。

開業届があるとないとでは周りの信用度と言うものが変わってきます。
(確定申告や税金の話もありますが、今回は省略します。)
下記のケースをご検討の際には開業届があった方が良いかと思います。

  • 銀行口座の開設
  • コピー機等をのリースで借りる場合
  • あるサービスのビジネス版の契約

銀行で屋号名として口座開設したい

「銀行の名義で屋号名がある口座を作りたいけどできる?」

当然できます。

身内同士でお仕事する場合は個人口座でも支障はないかと思いますが、対外的に仕事をする際には、「少しでも信用度を上げたい」「個人名だとみっともない」と思うかと存じます。私もその類でした。

屋号名で口座開設できる銀行一覧

屋号付きで口座開設を短い期間でするのであればネット銀行がオススメです。その際には開業届、銀行印、身分証が必要になってきます。一応ネット銀行の一覧をまとめました。

銀行名主な概要
ジャパンネット銀行三井住友銀行系の日本初のネット銀行。手数料が安いのも特徴なので一番オススメ。私も使ってます。
GMOあおぞらネット銀行GMOグループとあおぞら銀行が運営する新興系のネット銀行。
楽天銀行旧イーバンク銀行から楽天銀行に改称。管理画面に少しクセがある。

ネット銀行のデメリットもあるので注意が必要

「ネット銀行は手数料が安い」「便利」「早い」という面でいい事づくしにも見えますが、デメリットもあります。

それは口座引きとしする場合です。ファクタリング(収納代行)する会社によってはネット銀行NGというケースもありますので注意が必要です。

例えばコピー機をリースする場合、ネット銀行の口座引きとしを引き受けてくれないケースがあります。その際には、お近くの銀行で屋号付きの口座を作ることをオススメします。

経験上、地銀がオススメ。私は地元が横浜でしたので横浜銀行にしております。

銀行口座開設の注意点

銀行口座の開設には時間がかかります。
私が口座開設した際にはスグにできましたが、今はマネーロンダリングや振り込め詐欺などの懸念から半月ほど時間が掛かるとも聞いたことがあります。

口座開設する際は、開設するまでの期間も考慮しておいた方が良いですね。

事業実態を調査する場合がある

前述で銀行の口座を作る時に開業届は必要ですが、他にも開業届が必要なケースがあります。

例えば、利用しているサービスのビジネス版を申し込む時、リース会社からコピー機などをリースする時です。審査するリース会社も事業実態があるかどうか確認することはあります

つまり本当に営業の実態があるのか?
その証として「開業届の複写したもの」を求められることがあります。

また、なにかサービスのビジネス版を購入や仕入れなどを行う場合でも開業届を求められるケースもありますので開業届は用意しましょう。

固定の電話番号の取得

最後が電話番号です。

今となっては携帯電話もかけ放題プランが標準ですが、当時はまだ固定電話の方が安かった時代でしたので固定電話を使っていました。固定電話がひとつの信用の証という時代でした。

例えば名刺交換した相手が携帯電話だったときの印象はどうか?という話です。

令和になった今でも固定電話の番号がないと信用ならんという方は今でもいらっしゃるので取得しておいて損はないと思います。

あれ?アットインフォの番号は固定の市外局番じゃなくね?

おっしゃるとおり、固定の電話番号ではありません。
もともと自宅に電話を引いていましたが、引っ越しをしたことで名刺などを変えなければいけないという事情がありました。なんかもったいなくて…

かと言って携帯電話番号を仕事用として公開するのが抵抗がありました。
そこで今採用したのがIP電話(050番号)でした。

050の番号はスマートフォンのアプリでも公開されておりますので通話こちらからかけるかけなければコストはかかりませんし、引っ越しても番号が変わらないというのは便利なものです。

今は市外局番タイプのIP電話がある。

また月額1000円位で固定電話タイプのIP電話を持つことができます。

例えば東京だと03、横浜だと045、大阪だと06といったように市外局番からの固定電話をお持ちのスマートフォンから発信することができます。

こういうのを採用してみるのもありかもしれませんね。

まとめ

開業当初は事務所を借りたり内装をしたりと出費は掛かるものです。
私の場合は自宅で作業ができるのでそれほどお金がかかりませんでした。なにか役に立てていただけたら嬉しいです。

  1. 開業届は出すだけで簡単
  2. 開業届があると屋号の口座も作れる
  3. 固定の電話番号があると信用度はそれなりに増す。

なお私が実践したのは20年近く前の話なので、今は多少状況も変わってるかもしれませんのであしからずw

あとがき

今回は書いたことをテキスト化するアプリを用いて、テキストを起こしてみました。

独り言のようにダラダラ話して、テキスト化した内容を添削してみましたが「時短ができた!」といいたいところですが、ぼちぼちという感じです。週末はアプリを探してみたいと思います。

では良い週末を。

WEBの仕事はかれこれ20年近くしております。サイトを実際に組み立てるというよりかは、商品やパッケージ化が個人的には好き。