こんにちは。タカギです。
雑誌や看板、ホームページなど様々なところで目にするキャッチコピー。
私も今ではたまに書くことがありますが、なかなか難しいものです。
キャッチコピーは短い言葉、メッセージで短期間で人の注意を引くものです。
たった数行の文字でその商品やブランドのイメージが決まります。
私も若い頃はそれほど気にならなかったのですが、ある時をきっかけでキャッチコピーに興味を持つようになりました。今回はその時から今までのお話、キャッチコピーの重要性について少し書いていけれたらと思います。
- この記事でわかること
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- キャッチコピーの勉強をして学んだこと
- キャッチコピー作成で初心者でも約立つ本を紹介。
広告代理店の営業マンのキャッチコピーに度肝をぬいた
20代前半の頃、制作会社にいた頃のお話。
某大手企業の案件の担当をしていた私は、専属とは言え実際はコーディングが中心の作業。雑用にちかい仕事ではありましたが「大手企業」の案件に関わっている事をモチベーションに社畜のように働いていましたw
当時はクライアントの担当、出入りしていた広告代理店の営業さんの三人で動いてました。
その広告代理店の営業さんはいつもニコニコしてるお兄さん。飲み会では盛り上げ役のイメージでしたw
ある日の休日その広告代理店の営業さんからの電話。
いつもニコニコしている営業さんがちょっと焦っている様子。
偶然自宅にいた私は、OKを出して早速メールとファックスをチェック。
素材は全て届いたもののキャッチコピーの部分が空欄。営業さんに電話したところ
「あーそこまだなんですよ・・・。ちょっと待って下さいよ。今考えてるので…
タカギさん、今から言う内容をメモして下さい。○○○○、○○○○○○」
具体的には言えませんがキャッチコピーの草案でした。
わずか数分でキャッチコピーを考えたのはかなり驚きでした。
ちなみにその即席キャッチコピーはその後修正なしです。
(営業さんでこのライティングができるという事は、本業のコピーライターはもっと凄いのかもしれない!)
いつもニコニコしているだけでお調子者の感じの営業さんが本業のライターでもないのにキャッチコピーを伝えたきたのは今でも覚えております。
キャッチコピーって結構難しい
とある制作会社にいた頃、会員制ECサイトのプロジェクトをやることに。
WEBデザイナーとして就職したのですが、当時の上司からはデザイン以外にキャッチコピーの仕事も任されたことがありました。これが結構難しい。
案を出してはボツ、出してはボツの繰り返し。何度やってもボツ。当時は辞めたくなるような毎日でした。なんとか仕上がったのはエゲツないキャッチコピーw
雇用契約上、秘密保持もあるのでこのコラムに書けないのが残念ですが、最初で最後の傑作だと思います。
難しいのも無理ありません。
なぜならキャッチコピーの勉強とかしたことなく、メソッドもへったくれもない時代w
そんな経験値のないWEBデザイナーにいきなり実戦でやれというのだからw
キャッチコピーをやって学んだこと
今でもコピーを頼まれることはありますが、やはり毎日にように読み書きをしないとキャッチコピーは生まれないものです。筋トレと似てるところがあります。
キャッチコピーは商品にありがちだと思いますが、たとえばチラシだけではなく提案書や社内報などにもキャッチコピーは効果があります。
例えば、
「社内でアンケートを集めたいけど全然集まらないから回収率をなんとしても上げたい。」とかでも使えますし、応用すればLINEやメールなどで「気になるあの子をデートに誘いたい」とかもできるはずです。
ポイントは読んでくれる人がそのキャッチコピーを見て行動してくれるのか?
「どうせ、そんな枕詞なんて読まない。デザインがかっこよければ良い。」
もちろん見た目も大事なところはありますが、デザインとキャッチコピーを組み合わせることで効果は変わってきます。文字のみでどのように惹かせるか?
デザインはそのままにしてメインのコピーを変えただけで注文率や問い合わせ件数が増えるということはよくあることです。機会があればキャッチコピーについて書いてみたいと思います。
ちょっとオススメのキャッチコピーの本
いきなり大作を狙うのはさすがに大変です。
宮澤節夫先生が書いた伝わる言葉に“文章力”はいらない ベテランコピーライターの誰も教えてくれなかった文章術は私も読みましたが結構参考になります。
ちなみに、字は少なめです。
どちらかというとビジネスメールやLINEや報告書などに使えるメソッドが詰め込まれております。あとは実践で反復練習してみてはいかがでしょうか?
まとめ
- キャッチコピー瞬時で人の注意を引くもの
- 提案書やセールスレター、「気になるあの子をデートに誘う」などにも使える
- 身につけるには書いて書いて書きまくるw
- けど、今は書けるメソッド化した本もある
あとがき
時間のある時にコラムのお題を考えて、書きたい内容を組み立て、記事を書き溜めるという作業を土日に行いましたがひとつ書き上げるだけで体力が消耗します。もう少しいい組み立て方がないかな?と思いながら次の日のコラムをまた書きたいと思います。
では。