こんにちは。タカギです。
取引先から「このようなメールきたけど大丈夫?」ときました。今回はこの詐欺メールの簡単なツッコミと 無料でできる巧妙な詐欺メールの確認方法 をご紹介します。
※ご注意・免責事項
このコラムではあくまでもタカギ本人の経験を元に書いた内容、一般的な対処方法を掲載しており、決して解決をお約束するものではありません。なお「この記事を読んだ通りにやったけど全然うまくいかない」などで直接的、間接的に何らかの損失があってもアットインフォでは一切補償致しません。
こういった文面です
【バージョンアップ】メンテナンス作業のお知らせ DD M, YYYY, HH:MM:SS AM
メールの中身はこんな内容です。ドメイン名とリンク先はモザイク入れてます。
ちなみにこのメールは詐欺です。
[[-****.com-]] インターネットサービスをご利用いただきありがとうございます。
サーバーのメンテナンスを行っています。
あなたのメール [[-info@****.com-]] は削除のマークが付けられています
以下のリンクをたどって、サービスをアップグレードしてください
リンク先
GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社 © 2021
こういうメールがきても冷静になって
GMOからメールが来ていると「ウチのメール大丈夫なのか?」って心配になってしまいますが、慌てないで下さい。詐欺の可能性高い内容ばかりです。
即そのメールは削除して下さい。
今までは中国語でかかれていたり、文脈がおかしかったりしてましたが最近の詐欺メールは文脈も巧妙化されているので慌ててクリックするということになりがち。クリックしたらアウトです。
ちなみにこのメールの差し出し人はGMOグローバルサイン・ホールディングスと書かれておりますが、リンク先のドメインはXSERVERのドメインで差出人のメールアドレスはフリーメールとツッコミどころ満載な内容でした。
今回はGMOでしたが、他にも大塚商会などでも確認されております。
無料でできる巧妙な詐欺メールの確認方法
「でもそのメールの内容は本物かもしれない。そうなったときはどうすればいい?」
よく聞かれることですが、簡単な対処法をいくつかご紹介します。
1.メールの管理者に聞く
独自ドメインのメールの場合はメールを発行してる方がいるかと思います。中小企業の多くがホームページ制作会社に委託しているかと思いますので、まずは委託先か管理者に聞くのが一番です。
その際、調査費用などが掛かる場合もあるので料金が掛かるかの確認はしてください。
2.メール発行元のホームページを確認する。
メールの発行元(今回のメールだと GMOグローバルサイン・ホールディングス)のホームページにアクセスして下さい。アクセスするときはメールにかかれているURLは決してクリックしないで。きちんとGoogleなどで社名を検索してください。
詐欺の場合は「当社をかたる詐欺メールについて」などの内容がリリースされています。これはご自身でも調べられるのでお金かからないです。
3.TwitterなどSNSを駆使してメールを確認する
来たメールの文面の一部分をTwitterなどで調べると、そのメールが詐欺という内容が書かれていることがございます。「ワイのところにキタで!」といったツイートなども見ることができます。
書かれている内容が多ければそのメールが詐欺ということが分かりますね。
あとがき
今日は緊急でこのようなメールが来ていたので早速記事にしてみました。私の場合は経験値もあるので「あ、詐欺」と瞬時に判断できますが、慣れない方からみると不安になってしまうものです。
今回の確認方法は本当に初歩的な方法です。これだけでもリスクは軽減できます。一人でもこういった詐欺に遭う人が減ればと切に思っております。
ちなみにウィルスソフトやセキュリティ機器を入れて安心する方もいらっしゃいますが、こういったメールはセキュリティ対策してても防ぎきれないケースがありますので注意です。