みなさん、こんにちは。タカギです。
今やTwitterやInstagram、FacebookなどのSNSでの宣伝が主流になりホームページもWixのような無料で直感的にできるサービスがある中、「ウチもホームページほしいんだけど」とご相談を頂きます。私からすると、とても有り難いお話です。
しかしながら、
- 「本当にホームページ要るのかな?目的ってなんだろう?」
- 「後々、仕様変更でかえって費用が高くなりそう」
という方が中にはいらっしゃいます。
今後依頼をご検討の方は参考にしていただければ幸いです。
- この記事でわかること
-
- ホームページを作る目的を持っていないとどうなるのか?
- 依頼次第で制作費用が高くなる理由がざっくり分かります。
目的がきちんとしている方
私が「この会社ホームページを要らないんじゃないか?」と思い込んだお客様のケースの話です。
あくまでもケースなので参考にしていただけたら…。
長く屋号として運営している工事関連会社の社長さん。元請けさんとの信頼関係を構築しながら着実と実績を上げてきました。一言で言えば「顔で商売」をされている社長さんです。
法人化を期にホームページを作成したいと依頼を頂きました。その社長さんとは古くからの付き合いでよく知っていましたということもあり、
「ホームページはまだ要らないんじゃない?」と説明しましたが…
「ウチは屋号としての実績は長くあるけど会社法人としは1年生だろ?取引先や銀行もそうなんだけどさ、一番は将来ウチに入社する予定の人に安心感を与えたいんだよな。」
完全に私の思い込みでした(反省)。「中長期に将来優秀な人材を確保したい」という目的があった為、ホームページの制作と管理を請け負うことにしました。
目的が定まっていないとどうなるのか?
では、逆に目的とターゲットが定まらないとどのようになるのか?
結論から申し上げるとグダグダになります。
例えば合コンや婚活でも同じことが言えますが、理想の相手を探す際に…
- 「とにかく若くてイケメンがいいなぁ」
- 「高学歴は必須!最低でも国立大学は出てないと!」
- 「身長は180cm以上で細マッチョがいいなぁ」
- 「年収は最低でも1,000万円以上ないと話にならないわ」
- 「公務員とか安定したところがいい♪」
とすべてを兼ね備えたスペックを出したとしましょう。
まずコレほどの条件が兼ね備えたスペックの人はかなり少なくなります。
しかし「この際、誰でも良いわ(何でも良い)」も困ってしまいます。
結局どれが一番ベストなのか?と突き詰めていくうちに、なんの話をしていたのだろう?となり、グダグタになることは結構ありましたw
最初は目的を書き出して、断捨離をしていく。コレを何回か繰り返すだけでだいぶ変わってきます。ある程度ブラッシュアップ(更に磨きをかける)したところで相談みてください。
あ、あと行き詰まった時は行き詰まった内容もメモしておくといいですね。
ココが一番大事なところ
目的を書き出す際には、裏紙ではなくノートに書きましょう。裏紙はポイッと捨てることができるからです。
もちろん半年も経てば考え方も方向性も変わってくる事があります。当初はどのような考え方だったのか?時々見直してみて下さい。改めて時系列で見ると意外な発見ができるかも知れませんよ。
ちなみに私がおすすめなのがマルマンのノートです。
100均のノートに比べれば高い代物ですが、書き味も抜群です。
後々の仕様変更でかえって費用が高くなる問題
ある程度ホームページの相談をする際には、これから先々の方向性をお伺いしてます。
最初は迷ってしまい方向性が変わるということはよくあります。迷ってしまう事も当然あるでしょう。その際は少しでも迷った際には一度相談してみて下さい。もしかしたら解決するなんてこともあります。
ただ注意しておきたいのが、費用の問題です。仕様の大幅変更などは実質作り直しなんて事もありますので制作費用が膨れ上がります。
例えば、お店の内装で内装屋さんに
「タピオカ屋をやるから10代の女子高生にウケるようなインスタ映えする内装にしたい」を依頼したとしましょう。
しかし完成直前になって
「やっぱりタピオカ屋はやめて客単価の高い割烹をやることになったから変更して!」と言ったらどうでしょうか?
当然ながら内装屋さんは「作り直しになるから費用は別請求な」という感じになるでしょう。
ある程度目的を決めたらご相談頂き、どうしても仕様が変わるなんてことがあるときは費用がかかるという点は頭の片隅にいれておくだけでも良いかも知れません。
もしくは最初はWixなどの無料サイトで一度制作をしてみて、後日プロに仕上げてもらうという方法もありかも知れませんね。
まとめ
今日のまとめです。制作を依頼する際にはある程度、目標を書いておくとおすすめです。
- サイトを作る目的をちゃんと考えておく
- これからの未来予想図を制作者に語れる準備をしておく
- 目的はノートに書く、ブラッシュアップをする
- 目的がどうしても大きく変わるときは追加費用の事を念頭に置く
あとがき
コラム2回目となりますが今回は思ったことを書いております。
SEO対策として「1記事あたり○○文字以上を書くとよい」という事がありますが、この記事は約2,000文字。前回は約2,300文字でした。昔は500文字を書くのも一苦労でしたが、久々にやってみると結構書けるものだなと思います。
この記事では「目標をまとめて」と書きながら私自身がまとめてないと書き上がった後に読んで反省。自分がグダグダたったということですw
この記事を将来の私が見た時に「本当にグダグダだったなw」と笑ってしまう自分を想像してしまいました。では。